MinimalLife

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仕事に行きたくないアラサー会社員の雑記ブログ

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」はミニマリスト必読の本です

どうも、むぎ(@mugiblog) です。

今回はミニマリストに関する本を紹介したいと思います。

 

書評というとちょっと大袈裟なので感想ということにしておきます。

今回紹介するのは佐々木典士氏の「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」になります。

 

ミニマリストの方やミニマリストに興味がある方は知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な本なので今更感満載ですが、紹介したいと思ったので書くことにしました。

 

結論から言えば、面白かったです。

ミニマリストに興味がある方やこれからミニマリストになりたいという方にはこの本から読んでみることをおすすめしたいくらいです。

 

今回の記事では僕がそう感じた理由を書いていこうと思います。

著者「佐々木典士」氏とは?

まずはこの本の著者佐々木典士さんについて紹介したいと思います。

 1979年生まれ。香川県出身。学研『BOMB』編集部、INFASパブリケーションズSTUDIO VOICE』編集部を経て、現在はワニブックス所属。すべてを保存し、何も捨てられない元マキシマリスト。

出典:Minimal&ism

 2014年5月から「Minimal&ism」というサイトを運営されています。僕はそのサイトに出てくる部屋に衝撃を受けました。

ご本人が「独房」「取調室」と言うその部屋は本当に何にもない。

 

こんな部屋に住んでいる人が「何も捨てられない元マキシマリストなんて嘘でしょ?」と驚くほど衝撃的です。

 

気になる方はぜひサイトを見てください。

 

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」とは?

それでは今回紹介する本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」とはどのような本なのでしょうか。

 

この本は先ほど紹介した佐々木典士さんが書かれた本で、冒頭はマキシマリストだった佐々木さんがミニマリストになった過程が書かれており、その後物を捨てる方法、モノを捨てて変わったこと等が書かれています。

 

ちなみにこの本は16か国語での発売が決定しているそうです。16か国語ってすごいですよね。ミニマリズムの考え方は世界共通なのですね。

どうでもいいですが、英語版のタイトルは「GOODBYE,THINGS」だそうです。すごく合っているような気がするのは僕だけでしょうか。

 

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を読んでの感想

まず僕が最初に気になったのはミニマリストをしっかり定義していること。

ぼくが思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なモノが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。 

 まず最初の方で「ミニマリストってまず何なの?」という読者の疑問に対する答えがしっかり書いてあります。

ただ単にモノを減らすだけではなく必要なモノ以外を減らすのがミニマリストということです。

 

そして2章では「なぜ僕たちは次々にモノを増やしてしまうのか」ということが書いてあります。

ぼくたちは自分の現実が「理想とまったくかけ離れている」としばしば考えがちだ。自分が思った通りにならない現実を見て、自分は不幸だと考えてしまう。「欲しいモノをもっていない」という理想と違う現実を見て、ぼくは自分のことを不幸だと思っていた 。

 とあります。これは自分にも思い当たるところがあります。僕は生活に必要なモノはすべて家の中にそろっているのに、次々と「欲しいモノ」つまり理想ばかりを追いかけて現実が全く見えていなかったような気がします。

 

家の中にあって当たり前のモノは「かつての自分が欲しかったモノ」なはずなのに、それに慣れてしまって、最終的には飽きてしまい新しいモノばかりに目がいってしまう。

 

この繰り返しによってモノはどんどん増えていく。

筆者の佐々木さんもかつてはそうだったと書いてあります。

 

そんな佐々木さんがどうやってミニマリストになれたのか。

第3章「捨てる方法最終リスト」の考え方が面白いです。

第3章には55の捨てる方法が書いてあります。

一部分だけ紹介すると「お店があなたの倉庫です」「仮に捨ててみる」「感謝して捨てる。感謝の気持ちまで捨てない」等々、簡潔に言ってしまえば「捨てる」という一言だけで済むことなのでにここまで書いてあると本当に捨ててしまいたくなるのが不思議です。

 

第4章では、「モノを捨て、ぼくが変わった12のこと」として「ミニマリストになって良かったこと」が書いてあります。

一番僕が共感できたのは「生活が楽しめる」ということ。モノが少なくなれば掃除が楽になります。片づける必要もなくなります。だって、片づけるモノがないから。

 

僕も妻と2人暮らしですが2人暮らしにしては家具が少ない部屋に暮らしています。

「あれば便利」なモノはたくさんあるんだと思いますけど「なくても困らない」と思えば別にこれ以上買おうと思わないんですよね。

 

モノが少ないと部屋がすっきりして見えますしなにより掃除や片づけも楽です。

 

1つのことに取られる時間が減れば他のことを楽しむ時間が増える。趣味とか好きなこととか。

 

僕たちは必要のないことに時間を取られ過ぎていて、すぐにでもできる楽しみを逃しているのかもしれない。

 

モノが少ないと生活が楽しめる。

モノを捨ててぼくが思うのは、何かを成し遂げたり、何者かになる必要はないということだ。いつもの家事を、毎日の生活をまっとうするだけで、自分が好きになれ、充分な喜びを感じられる。 

 

本を読んで僕が気になったことを書きましたけど一番面白いと思ったのはやっぱりかつてはマキシマリストだった佐々木さんがミニマリストになるまでの考え方の変化や実際にミニマリストになってからの気付きや感じたことが書いてある点です。

 

ミニマリストは「断捨離する」「捨てる」人と一言に括ってしまえば簡単ですけど考え方や気付きが書いてあると説得力もあるし自分も実践してみようという気になります。

 

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を読んで感じたことをまとめた

初めてこの本を読みましたけど「ミニマリストを知りたい」と思った時に最初に読んでおくべき本だなと感じました。

 

筆者の方自身が元マキシマリストというのがまず面白いですし文章もすごく読みやすいです。

 

ミニマリスト以外の方にも「捨てる方法最終リスト」はおすすめです。

部屋がモノで溢れ返っていたり「モノを捨てたいけど捨てられない」と感じている方はぜひ読んでみることをおすすめします。

 

読むだけでモノを捨てたくなるし「捨てたいけど色々考えてしまって捨てられない」という方の背中を押してくれる1冊です。

 

もし今回の記事を読んで興味が出てきた方はぜひ購入を検討してみてください。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

それでは、また!